kyougikai080716平成20年7月16日、第1回島根県益田地区粉炭事業化推進協議会が開かれた時の写真が届いた。
間伐材や製材所から出る木の皮や端材、竹の加工屑材などを焼いて粉炭とし,ハウスの暖房用や土の改良に使用する試みだ、この地域の活動に大きな期待がもてる。
最近彼方此方で起こっている集中豪雨やこの夏の暑さ、テレビで見る北極の氷の崩壊、ちょっと変わったのではないだろうか?
普通の周期的な気候変動なのだろうか、本当に地球温暖化が進んでいるのだろうか?
僕たちの子孫の代にはどのようになるのだろうか?
大気中の炭酸ガスを地中に返す方法として、空気中の大気から炭酸ガスだけ抜き取って、地中深く穴を掘って天然ガスなどがあるような地層の空間に送り込む計画を何かで見たことがある。

そんな大掛かりなことよりも、木が吸収してくれた炭酸ガスを炭にして、農地に鋤き混むめば、化学肥料で弱ってしまった土壌を生き返えらせることが出来るし、肥料を無駄遣いしない方法を講じることも出来て、林業や農業の振興にも役立つ、一石二鳥とはこのことである。
一つ一つの規模は小さいが、全国の中山間地で地域振興策として行えば、大きな動きとなるに違いない。
この、粉炭事業化推進協議会は、山本粉炭工業の山本社長が中心となって地域の農業や林業に従事する人達と発足した会と聞く、この地域が先進事例をつくって、各地に広がっていく未来を期待して止まない。
これらの活動は、一朝一夕で生まれたことではない。
この地域で、17年間も粉炭づくりを続け、地域の色々な行事に参加し、炭の効果を説いたり、見学会を行ったりした結果が、今やっと実ろうとしているのである。
原油とか食料とかと同じように、大気温度の上昇を阻止することが21世紀の人類の最大の課題となれば、経済は確実に炭素本位経済に移行するだろうとも云われ、投機マネーが動いて思わぬ方向へ展開するかもしれない。
しかし、我々に必要なのは自分たちの地域の生活を守ることで、泡金で世の中を動かすような世界には左右されないようにしたいものだ。

最近の粉炭製造現場への来訪者・・・・・・・・

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西いわみ農業共同組合の種地区の女性部の方々が見学に来られた。
種地区は益田市の南東部に当り、静かな山間の集落である。

 

 

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近くの小学校の3・4年生の見学会の様子。

 

 

 

 

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石央森林組合の方々の研修会風景。